それは予定日の2日前、検診を翌日に控えた夜中だった。

布団に入ってさて寝ようかとしたとき、何かチュッと出た感覚があった。

臨月に入るとおこるといわれている尿漏れか?いや、予定日も近いしもしかして…?

トイレで確認するとなんだか生臭い…。


破水した~~!!!!


あわててだんなをたたき起こしてタクシーで病院へ向かう。

病院へ着いた頃には一歩歩くごとに羊水がじゃばじゃば出てくるような状態。

病院で診察受けて点滴とモニターをつけて陣痛が来るのを待つ。

まったく痛くないもんだから、ほかの陣痛で苦しんでいる妊婦さんをしり目に、だんなとモニター見ながらのほほんと会話。

だんな「こういうモニターってさ見てるとドラマみたいだよね」

嫁っ子「あー、ピ、ピ、ピーって下がっていくのよね」

その途端、モニターの数値が130あたりから70くらいまで低下。


だんな、嫁っ子「「ちょ!?」」


もしかして計測器の位置がずれたのかと思って看護婦さんを呼ぶ。

来た看護婦さんがモニターを見た瞬間焦る。

慌てて応援を呼び、右を下にしたり左を下にしたりあちこち体勢を変えさせられる。

お医者さんもやってきて、電話をかけ始める

お医者さん「緊急オペお願いします。超緊急で」


え!?おぺ?

嫁っ子と赤ちゃんの運命はいかに!?