~前回までのあらすじ~

破水後、陣痛も来ていないのに赤ちゃんの心拍低下
どうなる嫁っ子&赤ちゃん



お医者さん「赤ちゃんの心拍が低下しています。
このままでは危険なので、切ります!」

さらっと宣言された後、事態を把握しきれないまま、
嫁っ子はストレッチャーに乗せられ、そこからは
緊急病棟24時の世界だった。

走る看護婦さん
ぶつかるストレッチャー

あれよあれよと手術室に到着
身ぐるみはがされて消毒液をぶっかけられる

点滴から冷たいものが流れてきたと思ったところで嫁っ子の意識は吹っ飛んだ

ちなみに、分娩は後遺症の危険性の関係上、普通は部分麻酔だが、
部分麻酔は効くのに時間がかかるため嫁っ子は全身麻酔でスコンと眠らされたのである。
それほど一刻を争う事態だったらしい。



夢の中で…ゴールデンボンバーの樽美酒が踊っていた…
お腹が痛いのに…なぜか目の前には踊る樽美酒


なぜ?痛い…痛い…痛い…



嫁っ子「…痛い…」

痛みで覚醒。そこで状況を思い出す。

嫁っ子「赤ちゃんは!?」
看護婦さん「大丈夫。元気な男の子でしたよ」


ほっとした。
看護婦さんに「お母さんも頑張ったね」っていわれて嫁っ子は泣きそうになった。


けど、今回一番大変だったのはだんなだった。
手術の間、暗い夜中の病院ロビーで一人不安と恐怖と孤独に耐えるだんな。


2時半頃に手術室に入り3時すぎには子供の無事をしらされたそうだが、
嫁っ子が手術室から出たのはそこから2時間後だったため、
嫁っ子に何かあったのではと思いながら待っていたらしい。

そして出てきた嫁っ子は管つながれまくりの意識朦朧状態。
そんな状況に耐えてくれただんなに感謝。


2月のある日、だんなと嫁っ子のもとに息子1号が誕生したのだった。
次回は波乱万丈入院編をお届けします。